ドイツの夏は日が長い
ドイツの夏は日が長く、6月後半だと21:30が日の入り。
初めてこの状態を味わった時、私は未婚時代でドイツのレストランで食事をしていました。
日が沈んでいって、あぁ美しいサンセット、19:00くらいかしらん、なんて思ってたら21:30!えぇー?
食事を済ませて部屋に帰ればなんだかんだで22:00。えぇー?もう寝る時間じゃん。
基本的に日が長いのは嬉しいですが、見方に依っては時間を損した感じにもなります。
日が長いということは夜が短いということで(当たり前ですが)、油断して飲んでるとアッという間に就寝時間です。
ドイツの夏だって暑い
ドイツといえども夏は暑い。
湿気が少ない分、日本よりは不快指数は少ないとは思いますが暑い時は暑い。
今年(2015年)の場合は33-34度が数日続いたり、ある日は40度近くまでなったことも。
で、なにせクーラーが無い。
特別な公共施設やショップにはクーラーが入っていますが、一般家庭には勿論無く、ポストオフィス(郵便局)にも無かったですね~、で、なんと一般企業にも無いんだそうな。
ロバートの会社にもクーラーは無く(少人数の小さい事務所という訳ではないです)、暑い中通勤して会社に着いても暑いというのが不憫。
クーラーが売っていないという訳でもないのですが、猛暑日と言っても1-2週間程度なので、その1-2週間のためだけに買うという流れにはならないようです。
ドイツの夏の暑さ対策
じゃあどうやって暑さ対策をするのか。
夜に窓を開けっ放しにして冷気を入れ、起床と同時にに全て閉めきって家に篭もる、これです。
窓を開けっ放しって…、防犯は?
そうです、そこでシャッターが役立ってくるのです(ドイツの窓参照)。
シャッターには小さな穴がいくつも空いているので多少なりとも冷気は入ります。
防犯の点から言うと、シャッターを上げようとすれば出来ないことはないですが、重いのと、それなりに音がするので、上げてまで頑張る泥棒はいないと思われます、というか、そこまで頑張る泥棒なら窓を閉めたところで窓ぐらい割るでしょう。
日本では窓を開けて過ごしてきた人間としては、日中窓を閉めきって過ごすというのが始め抵抗がありましたが、やってみると確かに開けているよりは涼しいです。
(日本は湿気があるのでこの方法は適さないと思いますが)
ドイツは初夏がベスト
ドイツ旅行を考えている方には、個人的には初夏をオススメしています。
ドイツといえば冬なイメージがありますが、まず極寒ですし日は短く気分が沈みがち。
初夏だと涼しく、とはいえ寒くもないので荷物も少なくて済む、ビアガーデンもあっちこっちで始まり、またヴュルツブルクでは Weinfeste(ワインフェスティバル)などが開催され、日は長く川は輝き緑も美しく、色々楽しめると思います。
冬は、クリスマスマーケットが目的ならそれはそれでもいいのですが、航空券が高いですしね。