ドイツから日本へのハガキの出し方を紹介します。
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宛名、住所の書き方
今回は封筒ではなく葉書、しかも裏面は全面画像のため、表面に住所やメッセージを全て書かねばならぬという場合のもの。
ちょっとキツキツ。
- 宛先は右下。「これが宛先」と分かるように、先ずは「To」か「An」を大きく太く。
宛先は英語は「To」でドイツでは「An」です。どちらでも問題なく届いています。 - 宛名は、直にカードなり封筒に書き込む際は(※注1)、普通に日本で書く住所の順で、郵便番号、住所(都道府県は後で)、名前を書いて問題ありません。
最後に都道府県名と国名「JAPAN」を太く大きく記載。
※注1:オンラインで申し込む場合は、日本語は認識されない(入力してもエラーになる、及び郵便局側でもリーダーで読み取ることが出来ない)ので、ドイツ語かローマ字で入力する必要があります。 - 差出人は左上。「これが差出人」と分かるように、「From」か「Abs.」を大きく太く記載。
差出人は英語は「From」でドイツでは「Abs.」です。どちらでも問題なく届いていますが、宛先を英式にしたなら差出人も英式で、宛先をドイツ式にしたなら差出人もドイツ式に統一。
※Abs. は差出人であるAbsenderの略なので、最後の「.」も書いた方がいいです。 - 差出人はドイツ式の順番で、「通り名 + 番地」、「郵便番号 + 都市名」を改行で記載し、最後に国名の「Germany」を大きく記載。
- 今回はメッセージも表面に書く例なので、差出人情報とメッセージを区別するために、私は線をひきました。要は分かりやすさが大事かと。
- 郵便局に持っていく場合は、空いている部分に郵便局員が「LUFTPOST」シールを貼ってくれます。切手も郵便局で貼ってくれます。
※もしポストに直に投函するなら「VIA AIR MAIL」と青文字で分かりやすく書く
切手の値段
ドイツから日本へハガキを送る場合の切手の料金は95セント(0.95€)。
封筒の場合は1.10€~(2020年11月現在)。
封筒が1.10€~となっているのは、厚さ、重さによって変わるので、詳細は「Deutsche Postサイト」 で調べてください。
↑飛んだ先で、国名Japanを選び、Höhe(厚さ)、Gewicht(重さ)を選べば切手の値段が出ます(以下画像参照)。
ハガキはPostkarte、封筒はUmschlagです。

Deutsche Postサイトで切手の値段を調べられます。国名と形態を選べば値段が出ます。
※上記画像の値段が0.80€になっているのは2015年の時のキャプチャーの為。
届くまでの日数
到着までの日数ですが、今までの経験からは、約1週間~10日で日本に届いています。
Deutsche Postサイトを見ると、「3~6営業日、平均5.8日」と書いてあります(あてにならん)。
ただ、クリスマスカードの場合、12月24日に着くように出すには
- 宛先がドイツ国内なら12月21日
- 宛先がヨーロッパ内なら12月16日
- 宛先がヨーロッパ以外なら12月11日
に投函してね、と書かれてありました(2019年12月現在)。
まとめ
重要なのは、
- どれが宛先(英語ならTo、ドイツ語ならAn)で、
- どれが差出人(英語ならFrom、ドイツ語ならAbs.)で、
- どこの国(または都市)へ送るか、
- これはAIR MAILですよ
を分かりやすく、ということです。
ドイツを出るまではドイツの配達員が、日本に入れば日本の配達員が動くので、宛先である日本の住所や名前などは日本の配達員が分かればいいと思っています。
但し先述のように、オンラインで申し込む場合は日本語は認識されないので、ドイツ語かローマ字で入力する必要があります。
差出人(自分)の名前はとりあえずローマ字でも書きますが、受取人は日本人なのですから、馴染みのある漢字名も横に書いてあげると親切だと思います。
※封筒の場合や、ハガキでもメッセージを裏面(宛名じゃない方)に書ける場合は、この例の、ただメッセージが無いレイアウトでOKです。
また、日本で年賀状を投函する際にやっている方は多いと思いますが、複数枚の場合、輪ゴムなどでまとめて「nach Japan」とかメモを挟んでおくと、一枚だけ行方不明になったりする事態を避けることにもなりますし、仕分けの人にとっても楽かなー、なんて(私が勝手に)思っています。

複数枚出すなら、輪ゴムでまとめるといいかも(しれません)。

ドイツのポスト。

集荷時間(Leerungszeiten)が書かれています。
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