日本からドイツへ荷物を送る

» 逆パターン:「ドイツから日本へ荷物を送る」はこちら
» 「日本から送った荷物がドイツに届かない」はコチラ
» 「クロネコヤマト海外引越し便でドイツに荷物を送る」はコチラ

日本に帰省している間に色々買物をしたのと、娘が産まれてから初めての帰省だったので、両親や友人からお祝いや服など色々頂いて、いやもうホント、ありがとうございます!!ってか荷物の量が半端ない。

さて、嬉しい気分は程々にして頭を現実に戻しましょう。
他にも、日本滞在用に買った赤ちゃん水やオムツの余りも持って帰りたいですし。
とは言え、子連れの旅なので、荷物は極力少なくしたい。
これは送るしか無いっしょ。
 

国際郵便の種類

日本からドイツへ引越の際はヤマト海外引越し便を使いましたが、今回は郵便局の国際郵便(国際小包)を利用。

国際郵便は大きく分けて以下の5種類があります。

  • EMS(国際スピード郵便)
    国際郵便の中では最速、でも高い
    ドイツに3kgの荷物を送る場合おおよそ6,600円
    到着まで2~4日程度
  • 国際小包(航空便)
    国際小包の中では一番速くて高い
    ドイツに3kgの荷物を送る場合おおよそ6,750円
    到着まで3~6日程度
  • 国際小包(SAL便)
    お値段そこそこ、期間そこそこ
    ドイツに3kgの荷物を送る場合おおよそ5,000円
    到着まで2~3週間程度
  • 国際小包(船便)
    安いが、到着まで2~3ヶ月かかる
    ドイツに3kgの荷物を送る場合おおよそ2,900円
  • 小形包装物
    重要2kg以内、サイズ3辺合計が90cm以内の小さな物なら、EMSや小包より安く送ることができる
    ドイツに2kgの荷物を送る場合おおよそ3,065円
    到着まで約5日程度
    手紙などと同じ通常郵便物扱いの為、宛名もラベルは使わずに手紙を出す時の様に荷物の表面に書く
    ただ、記録扱いされないので、記録を残したい場合はオプションで対応
    小形包装物の詳細はコチラ

また、書籍や雑誌などはまとめて「印刷物」扱いにして送ったほうが安く済みます(「印刷物」扱いの場合、EMSの選択肢は無いようです)。
国際小包用の伝票を使って、窓口で「印刷物扱いで」とお願いしましょう。
ただ、印刷物扱いは5kgまでなので、重量には注意。

詳しくは郵便局HPの国際郵便「サービス比較表」にて。

私は、今回は荷物が多く重い為、EMSと国際小包の航空便はべらぼうに高くなるので却下。
戦略(という程のものでもないですが)としては、重いものは重いものでまとめて船便にし、比較的早く必要で軽いものはSAL便に分けました。

箱の大きさにも制限があるので、大きな箱1つでドンっというよりは小分けにし、結局はSAL便2箱、船便2箱にまとまりました。

お値段合計 23,650円(以下レシート)。
国際郵便(SAL便と船便)
うーんまぁ、高い出費だけど背に腹は代えられない、荷物も重いしこんなもんでしょ。
 

SAL便とヤマト国際宅急便を比較

価格や配達期間で似ている「国際郵便のSAL便」と「ヤマト国際宅急便」を比較してみます。

厳密に見比べたわけではないですが、パッと見ですと、SAL便とヤマト国際宅急便を比べるとヤマトの方が多少安い感じがします、しますが、ここで注意。
ヤマトのページに「関税やその他手数料は別途かかります」とあります。
他ブログを見てみると、ヤマトのほうが数段高いという意見があるので、見積もりをとってみないと分かりません。

また、それぞれ送れる品物やサイズが異なり、ヤマトの方がルールが厳しい気がします。
日本からドイツに送る、という点で国際ルールは同じだと思うので、国際郵便は国ごとに注意事項を細かく分けているけれど、ヤマトは国ごとにルールを定めるのが面倒(?)で、厳しいアメリカに統一しているのかな、と勝手に推測しています(ホントに勝手な推測ですみません)。

それから、ヤマトは、重さと料金の比率が「1kgまで、2kgまで、5kgまで、10kgまで、…(ヤマト国際宅急便「ドイツ連邦共和国」料金表 参照)」と、大きく区切られているのに対し、国際郵便は「1kgまで、2kgまで、3kgまで、4kgまで、5kgまで、6kgまで、7kgまで、8kgまで、9kgまで、10kgまで、…(SAL便 料金表 参照)」と細かく分かれています。
例えば2.5kgの場合は、国際郵便では3kgまでの枠に入りますが、ヤマトでは5kgまでの枠になってしまいます。
 

国際郵便の伝票の書き方

リンクを貼るだけになってしまいますが、その方が確実なので、それぞれ郵便局HPの各ページをご確認ください。

EMSラベル(伝票)の記入方法
EMS伝票(ラベル)の記入方法
郵便局HPへ飛びます

小包ラベル(伝票)の記入方法
国際小包伝票(ラベル)の記入方法
郵便局HPへ飛びます

送る物が多くて書ききれなければ「税関告知書補助用紙(郵便局サイトからダウンロードできます)」なるものもあります。
個人的には面倒なので、どうにか一枚の伝票に収めたいのですが、無理な時は無理なので時々「税関告知書補助用紙」を使うこともあります。
その際は伝票の「内容品の詳細な記載」部分に「See the attached document」と記載し、伝票と税関告知書補助用紙を提出します(下記画像参照)。

国際小包伝票(ラベル)の記入方法

内容品が一枚の伝票に書ききれない場合は別紙「税関告知書補助用紙(郵便局サイトからダウンロード)」に記入。伝票には「See the attached document」と記載。


 

注意すべき点

基本的な禁制品に関しては、国際郵便として送れないもの(全般)や、国際郵便の禁制品ページ(ドイツ)をご覧いただくとして、そのページに載っている以外での注意点やあやふやな点を書きます。

化粧品(特に化粧水と日焼け止め)

まず化粧水。
化粧水を送る場合は、その化粧水のアルコール度数が24%以下であることを確認し、それを記載しなければなりません。

私は以前、郵便局でその点を聞かれて、でも分かるはずもなく、なんと申し訳ない事に、郵便局員がメーカーに電話して聞いてくださったことがあります。
黙っていればドイツで勝手に捨てられるだけなのに、なんて親切なんでしょう(ドイツでは考えられない!)。
以前に面倒なクレーマーが居たんでしょうか…。

ドイツでは「お客様は神様」ではないので、日本帰国時に、日本のサービスって素晴らしいと常々思うのですが、その精神が逆に質の悪いクレーマーを増長させている様な気もして残念です。

おっと、閑話休題。
アルコール度数が24%以下である事を確認できたら(確認方法としては、やはりメーカーに聞くしかないでしょう)、国際郵便の伝票の内容品のLotionと書いた後に続けて「Not restricted as per special provision A58)」や「Not restricted」などと記載します。
「特別規定A58による制限なし」という意味。
書く欄が狭いので、これでもかという位小さい文字で書く!

国際郵便(国際小包)伝票の書き方

国際小包 伝票 書き方例。(クリックで超拡大します)

ちなみに、私が送った化粧水は「DHC薬用マイルドローション」。
同じ化粧水でしたら(Not Restricted)と書いて問題ないです。
まぁ、普通の化粧水だったらアルコール度数なんてそんな高くないと思うんですけどね、でも例えばニキビ用消毒系とかピーリング系だと高いのかもしれません。

それから、日焼け止め(Sun protection とか、sunがつくもの)も少々注意で、sunという言葉は伝票に書かない方がいいみたいです(郵便局員が教えてくれました)。
私は日焼け止めジェルだったのを乳液扱いにして「Face milk lotion」と書いて出しました。

化粧水や乳液や日焼け止めなど、塗る系の化粧品がいくつもある場合は、以下の画像の様に、化粧品類のリストをまとめて記入し、それ全体に掛かるように「Not restricted as per special provision A58」と書くといいみたいです。
(郵便局員がその様に追記していました。以下画像は「税関告知書補助用紙」への記入例)

Not restricted as per special provision A58 書き方例

化粧水などに追記すべき「Not restricted as per special provision A58」書き方例。字が汚くてすみません(汗)。画像は税関告知書補助用紙。(クリックで超拡大します)

上記画像で「No Battery」とあるのは、ぬいぐるみやオモチャに対して、こちらも郵便局員が追記したものなので、ぬいぐるみやオモチャを送る際は書いておくとベターだと思います。
尚、リチウム電池に関しての注意書きはコチラ(郵便局サイト)にあります。

チョコレートは送れるの送れないの?

友人からお煎餅が送られてきたり、自分も日本に帰った際にドイツの自分宛に、米、ウェイパー(中華料理に使うダシ)とかインスタントラーメン、インスタント味噌汁、シチューの缶詰やら送って問題なかったですし、基本的には、乾物の食品は大丈夫との認識です。

ややこしいのがチョコレート!
何故ややこしいのかと言うと、郵便局のドイツへの禁制品リストページで、

  • カカオの実の粉まつ及びこれを混合する製品
  • 牛乳及び乳製品(総重量が2kg以下のタフィー、チョコレート、ビスケット等を除く。)

の2項目があるため。
「カカオの実の粉まつ及びこれを混合する製品」とあるから、カカオの粉を使うチョコレートはダメなのかと思えば、「2kg以下のタフィー、チョコレートを除く(要は、2kg以下ならOK)」とある。

これ、結局のところは、チョコレートはいいんじゃね?という私なりの結論。
要はカカオの加工前の粉がダメだということでは。

私がまだロバートと付き合っている頃(2012年頃)、バレンタインに日本からドイツへチョコレートを送ろうとして、でも「ドイツへはチョコレートが送れない」という記述を見て、諦めた事があります。

たまに、当ブログをご覧の方で、同じくドイツの方とおつきあいされている方からもチョコレートを送れないのかと質問を頂く事があって、送れないようですよ、とお答えしていましたが、どうも大丈夫(になった?)な模様。

念のため、チョコレートを入れたしても伝票に書かない方がいいのかもしれません(「お菓子」でごまかしておくとか)。

もし国際恋愛をしている方で、バレンタインなどに、確実に、どうしてもチョコレートを贈りたいという場合は、
Amazon.de(ドイツのアマゾン)で注文し、ギフト送信という手もあります。

新品に見えないこと

新品に見えると税関で引っかかる事があります。
要は、新品=売り物(商品、商売目的)と推測されてしまう為で、特に同じものが複数入っていたりすると更に疑われるので、私の場合は、パッケージに入っているものはパッケージから出して、洗顔料や化粧水など本体に(もったいないけど)油性マジックで「USED」とか「PRIVATE」と書いています(水性じゃ落とせるだろうとゴシゴシこすって消えないか確かめられた跡があった)。
「これは売り物にはならないな」と思ってくれればいいので。