ドイツの水は硬水なので、コンディショナーは必須 + 時々トリートメントしないと髪の毛ゴワゴワになります。
このページではドイツのコンディショナー又はトリートメントの買い方というか選び方、また、オススメの商品を紹介しています。
目次
ドイツでコンディショナーを買う
ドイツのスーパーマーケットでコンディショナー(古い言葉で言うならリンス)を買いたい、さて、どれを買えばいいのでしょう。
これ、最初は戸惑います。
夫はコンディショナーなんか使わないので聞いても分からない…。
こたえ。
「Spülung(シュピュールング)」と書いてあるのを買いましょう。
コンディショナーは Spülung です!
シャンプーは 「Shampoo」 なので何となく分かると思います。
また、見分け方として、シャンプーはキャップが上、コンディショナーは大体キャップが下になっています(例外はあり!)。
ドイツでトリートメントを買う
さて次はトリートメント。いわゆる数分置くやつです。
たいてい 「Haarkur」 や 「Repair」 の文字が書いてあるものです。
髪はドイツ語で das Haar、それをキュアするから Haarkur。
Repair もズバリ、リペアー(修復する)ですが、キャッチコピーとして Repair が書かれてあるだけで実はシャンプーだったりするので、Haarkur の方が確実でしょう(おそらく)。
それと、パッケージがチューブ型かカップ型で、明らかにシャンプー、コンディショナーとは違っているので何となく分かると思います。
それでも心配なら極めつけ!
裏面を見てみましょう。
「Anwendung(使用方法)」の部分に、以下は一例ですが
「Nach der Haarwäsche im feuchten Haar verteilen. ca. 3 bis 5 Minuten kurz einwirken lassen und anschliessend gut ausspülen.」とあります。
訳すると
「シャンプー後の濡れた髪に適用します。約3~5分間そのままにして、よくすすいで下さい。」
という内容ですが、全文覚える必要はありません。
注目すべきは以下の2点、
- 3 bis 5 Minuten ・・・ 「3~5分」の意。分数は商品によって異なる場合あり
- ausspülen ・・・ すすぐ
パッケージに 「Haarkur」 か 「Repair」 の文字がある。
パッケージがチューブ型かカップ型である。
裏面に 「◯ bis ◯ Minuten」「ausspülen」 の文字が確認できる。
そしたらそれはトリートメントと考えていいでしょう。
ただ、トリートメントは何となく、小さいスーパーマーケット(特に安売り系のスーパー NORMA や Lidl など)には無いような気が。
スーパーでも大きなところか「dm」「Müller」などのドラッグストア、Apotheke(アポテケ)、百貨店、又はオンラインショップで入手することになると思います。
今は dm が近所にあるので気軽に買えますが、以前住んでいたエリアには安いスーパーマーケットしか無かったので、トリートメントは買えませんでした。
コンディショナーとシャンプーがセットで置いていない(場合あり)
日本ではメーカー毎にシャンプーとコンディショナーはセットで置いてありますよね。
ドイツの場合、安売り系のスーパーマーケットなどでは、シャンプーはシャンプーでかたまって置いてあって、コンディショナーはコンディショナーでかたまって置いてあったりするので、シャンプーを決めたら、そのセットのコンディショナーをコンディショナーのブロックから探さなければならなかったりします。
たまにコンディショナーが無い時もあるので、そうしたら仕切りなおしです。
もうですね、始めにコンディショナーから選んだ方がいいんじゃないかと思いましたよ。
※ dm などのドラッグストア、大型スーパーでは、ちゃんとメーカー毎に並んでいます。
オススメのシャンプー+コンディショナーセット
私は頑丈な髪の毛で、それほどいいものを使わなくても済んでいる為、「ケア命!」というよりは「香り+ケア+価格」で選んでいます。
出費をいとわずケアを目的としている方からは少しズレてしまうかもしれませんが、今私がリピートして使っていてオススメなのが「Herbal Essences」の「ENTFÜHR DEIN HAAR INS PARADIES」シリーズの「REPAIR MY HAIR」。
この「ENTFÜHR DEIN HAAR INS PARADIES」シリーズは、どれも香りがいいです!
トロピカルフルーティーの香りで、いかにも甘々だったり整髪料っぽい香りは苦手な私にはヒット!
その中から、ケア目的として「REPAIR MY HAIR(髪修復)」を選んで使っています。
他社商品では、ヘアケアと謳っていながら(ケアしているとは思うけど)、洗い流した後に髪がギシギシいうものもあって、そんな中、これは洗い流し後も滑らかで指通りが良く、何と言ってもやはり香りが良くて幸せな気分になりますわ~。
値段も約2€とお手頃なので気兼ねなくリピートできます。
まぁ、安いだけあって、高額・高級ものに比べたら、それほど効能は期待できないかもしれませんが、使っていて特に悪い事はありません。
香りで言うなら、「Schwarzkopf」の「Schauma」シリーズの「Frucht & Vitamin」も何度か使いました。
「Schauma」シリーズは大体香りでハズレは無かったのと、大抵どこでも(安売り系スーパーでも)シャンプー+コンディショナー共に売っているので、安売り系スーパーで可愛らしいのが無かったり、どれを買っていいのか分からない場合は「Schauma」シリーズを買っておけば、まぁ後悔はないかと。
水のいらないシャンプーもあります
日本で、深夜残業や飲み会などでお風呂に入れない日に私は水のいらないシャンプーを使っていました。
ドライシャンプーとも言うんですか。
ドイツにもあるのかと探してみたらありました。
ズバリ「trockenshampoo」。
trocken が「ドライな」の意味なので、そのままですね。
参考に、ドラッグストアdmの「trockenshampoo」ページへのリンクを貼っておきます。
どうも、シュッシュッというスプレー式というよりは、ガス式でシューッ!と出すタイプがメインぽいです。
脇の下にスプレーするデオドラントのように薬品と粉が出てくる感じです。
使い方は大抵、スプレーしてからタオルで拭き拭きしてください、という感じですが、それぞれの商品の使い方(Verwendung または Anwendung)を見てください。
シャンプー、コンディショナーに関するドイツ語用語集
シャンプーやコンディショナーのパッケージによく書かれている髪質や効能などをまとめました。購入の際にご活用ください。
成分的なもの
- Silikonfrei ノンシリコン
- Honig ハチミツ
- Creme クリーム
- öl オイル
- Krauter又はKräuter ハーブ
- Vitamin ビタミン
効能的なもの
- Glanz 輝き
- Pflege ケア
- Repair 修復
- löschen 取り除く
- Spliss 枝毛
- Schaden ダメージ
- Schuppen フケ
髪の状態
- Volumen ボリューム
- langes Haar 長い髪
- trockenes Haar パサパサした髪
- sprödes Haar パサパサした髪
- brüchiges Haar 脆い・傷みやすい髪
- erschöpftes Haar 疲れた髪
- müdes Haar 元気のない・疲れた髪
- Kraftloses Haar 元気のない・疲れた髪
- feines Haar 細い髪
- plattes Haar ボリュームの無い髪
- glanzloses Haar 輝きの無い髪
- normales Haar ノーマルな髪
- schnell fettendes Haar 油っぽくなりやすい髪
ひとりごと
私は、どストレートで頑丈な髪の毛なため、ドイツの硬水の被害にはそれほどあっていないのですが、日本に帰るとツルンツルンを通り超してヌルヌルになるので、日本は軟水なんだなーと改めて思います。
また、ドイツでは洗髪は2日に1回なのですが、日本に帰ると、やはり毎日洗髪しないとベタベタかゆかゆになるので、そんな点からも、硬水と軟水の違い、湿度が高い環境とドライな環境の違いを実感します。