洗濯物、ドイツでは外に干しちゃダメなの?
実際のところどうなんでしょう。
実体験を元に「ドイツで洗濯物を干す」行為について掘り下げてみようと思います。
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洗濯物は外に干しちゃダメなの?
ドイツでは、やはり基本的には洗濯物は外に干さない模様。
バルコニーに干すと景観を損ねるからなんでしょうね。
ただ、バルコニーの外から見える位置(要は高い位置)に干してはダメというだけで、外から見えなければ自由に干していい様です。
だって、一軒家や庭付きのお家の場合は庭に干してますし、アパートメントのバルコニーでも、外から見えない位置にバリバリ干してますもん。
我が家の場合は、というと、
春~夏の時期、天気がいい日はバルコニーに干しています。
特に大物(シーツや布団カバーなど)はバルコニーですねぇ。
夏場はドイツといえども暑いので、湿気や空気がこもる感じがして部屋干しは気が進まないです。
逆に冬場は、気温は低いし天気も悪いしで、部屋に干した方が早く乾くという…(経験済み)。
部屋に干す場合は、湿気や空気がこもらない様に窓を開けます。
ただ、先述の様に冬場は寒く、窓を開けっ放しにしていると逆に乾きにくかったりするので、私は、干してから3-4時間は(干している部屋の)窓を開けていますが、様子を見て半乾きになってきたら窓は閉めたり臨機応変にしています(←冬の場合は、です。気温が10℃前後まで上がってきたら窓はほぼ開けっぱ)。
日本での部屋干しは、乾いた後の匂いがなんとなく気になりますが、ドイツは気候がカラッとしているので部屋干しでも気になりません。
逆に、料理の臭いが干している服に移らないかしらん、とたまに気になりますが、干している部屋のドアを閉めたりキッチンのドアを閉めたり換気したりで、まぁ今のところ問題なし。
ドイツの洗濯物干し
部屋の中に干すにしろバルコニーで干すにしろ、ドイツの洗濯物干し(っていう名称でいいんですか?)は、腰の高さぐらいのものが殆どです。
これ、背の低い私にはうってつけで、ドイツの洗濯物干しに慣れて日本へ一時帰国した際、ずっと両腕を上げて干さなきゃならない事が辛かったですもん。
ただ、シーツや布団カバーなどの大物は、日本の様に物干し竿や欄干に干したいのが本音。
我が家で使っている洗濯物干しは3つ。
シーツ、布団カバー、枕カバーを干すとなると(だいたい一緒に洗いますし)、そのくらいないと干しきれないです。
メインは頑丈で多少重ためでもいいですが、サブは折り畳めて軽いなど、フットワークが軽いのがいいと思います。
ただ、あんまり軽いと、強風で倒れたり、子供がふざけて倒れたりする危険あり。
洗濯物干しはドイツ語で Wäscheständer(ヴェッシェ シュテンダー)。
地下室(Keller)に干す場合も
アパートメントに依っては共同洗濯機置き場(と干し場?)が地下室(der Keller)にある場合も。
地下室といっても1階なんですが「Keller」と呼ぶので何となく「地下室」なイメージになっています。
実際薄暗いですし。
一角に自分たちの洗濯機を置く場所があるのと、全体にロープ紐が張られています。
服などは基本的に室内干しですが、シーツや布団カバーなど大物を干す時は、この紐にぶら下げて干します。
大物じゃなくジャケットなどを干している方もいましたが、さすがにパンツとか下着類は無かったですな。
ただ、紐の高さが高いんですわ。
この時は、私はいつも踏み台必須で、干して降りてちょっと移動して、干して降りてちょと移動して…って、ホント面倒だった!
(過去形なのは、以前住んでいたアパートメントのため)。
洗濯干しにまつわるドイツ語
- Wäscheständer 洗濯物干し
- Wäschehänger 日本でお馴染みの、洗濯バサミに挟んで干すタイプの洗濯物干し
- Wäscheklammer 洗濯ばさみ
- 私は洗濯します。 Ich wasche Wäsche.
- 洗濯物(家に)入れて! Hole die Wäsche herein!
- このワイシャツは洗濯する必要がある。 Dieses Hemd muss gewaschen werden.