この度ドライヤーが壊れました。
何か変な音がしていたとか変な臭いがしたとかではなく、突然スッと止まり動かなくなりました。
で、新しいドライヤーを買うことに。
日本製のドライヤーをドイツで使いたくてこのページにたどり着いた方は、「ドイツで日本の電化製品を使う為の変換プラグと変圧器」を参考にして下さい。
目次
ポイントは速乾性と静音
買う際の基準は、
- 早く乾かしたい(速乾性)
- 音が静か(静音)
この2点!
髪がそれなりに長いので、乾かすのに時間がかかるんです。
乾かすのが面倒でお風呂も面倒だと思ってしまう程で(いや、ちゃんと入ってますよ、というかシャワーですけど)、これを機に高速ジェットみたいなドライヤーがいいなー。
もうひとつ、音が静か、これも重要。
バスルームと娘が寝ている部屋が近いので、ドイツのドアは防音効果が高いといってもドライヤーの音で起きちゃうのも困るし、私もいつも気にしながら乾かすのもナンだったんで、やっぱり静音のドライヤーがいいなー。
さて、ドライヤーはドイツ語で der Haartrockner(ハートロックナー)
ハート・ロックナー じゃないですよ(新種のロックのジャンルか?)。
区切るとするならば ハー・トロックナー です。
Haar(ハール)が髪の毛、Trocken が乾かす動詞で末尾にerをつけて擬人化し、Haartrockner。
アマゾンでも検索すれば探せますが、ご想像の通りこれまたピンからキリまであるんですわ。
安いのは10€くらいから高いのは200€くらいまで。
しかも「速乾性」、「静音」の条件となるとドイツ語の商品詳細をちくいち読んでいかなければならない。
Googleで翻訳しながらだとしてもキツイ。
で、夫に探してもらいました。
「速乾性」、「静音」、予算は50€前後で。
で、見つけてもらったのが
Valera SX 6500Y RC Swiss Silent Ionic Rotocord
(ページ最上部の画像参照)
ん、Swiss(スイス)?
ドイツ製というわけじゃないのね。
でもこの Valera というメーカーは有名みたいで、Valera だけでも色々出てます。
しかもどれもユーザー評価が高い(値段も高いけど)。
それに、私でも分かる「Silent(静か)」の文字があるのは魅力的。
説明文には以下のようにあります。
(少々長いので読み飛ばしていただいても)
VALERAは常に、プロの美容業界との緊密な協力にヘアケアとヘアスタイリングのスペシャリストとなっている。VALERAはインチイオン発生器、サイレント、軽い、Rotocord(360℃回るコードのことらしい)を持つスーパー、静かでパワフルかつ軽量なプロのヘアドライヤー
- 1800ワットとの強力なヘアドライヤー
- 超軽量:425グラム
- 長寿命DC-Proのモーター
- イオン発生器
- サイレントシステムをフィルタリング
- Rotocord(360℃回るコードのことらしい)3メートル
- 3段階の温度/2段階の風量スイッチの組み合わせ
- COOL(おそらく外見がカッコイイと言っていると思われる)
- 取り外し可能な金属フィルター
- スイス製
DC Proのエンジン
超軽量DC Proのエンジンは、新世代のDCモータです。プロのバレラヘアドライヤーの専門的なファンの技術で、非常に高い空気圧を実現。平均寿命:約1200時間。イオン発生器
バレラのイオン発生器は、マイナスイオンの数百万を生成します。あなたの髪の自然な水分含有量が、柔らかく、櫛通りやすくするために役立ちます。静電気を低減することができます。セキュリティリップルワイヤー発熱体
電熱線は螺旋状ではなく、波状。全体熱線処理が直接マイカキャリアに完全に自動的に行われます。これにより、温度の均一な分布及び加熱素子の長寿命を意味高精度を保証します。高品質、安全性が高いです。Rotocordスーパーフレックスケーブル3メートル
Rotocordケーブルはスッキリです!革新的な回転要素は、プロのヘアドライヤーのケーブルに統合されています。ケーブルのねじれや結び目を防ぐことができます。3段階の温度/2段階の風量スイッチの組み合わせ
長期的なかつ正確なスタイリングのための3温度/2風量スイッチの組み合わせ。サイレントシステムをフィルタリング
サイレントシステム、エアインレットフィルタの革新的な吸音構造。音波は、リダイレクトされ、吸収されます。その結果、約3デシベル未満、50%騒音レベルの低減に相当します。
ドライヤーメーカーで有名なメーカー
Valera の他にも、ドライヤーメーカーで有名どころは
- Remington
- Braun
- Philips
- Udo Walz
- Babyliss
- Grundig
- Bosch
- Rowenta
あたりでしょうか。
色々なメーカーの商品を見てみると、Valera は案外高めなようです。
さて、実は壊れたドライヤーは上記のリストにもある Remington メーカーのもので、これまた実は義妹が譲ってくれたもので(というか、義妹がこっちの家に泊まりに来た時用に置いていったのを私がそのまま勝手に使わせてもらっていた)、しかし捨てる時に気がついたのですが、made in China とあるではないですか。
まぁいずれにせよ、それなりの年月を使っていたようですし、made in China だから壊れたわけではないでしょうが、大手メーカーのブランドでも made in China ということが多々あるということです(日本と同じですね)。
ちょっと余談ですが、私の実家では、どこぞのディスカウントスーパーで買ってきたメーカーさえも得体のしれない中国製を使っています。
やっぱり安いし買っちゃうのは分かります。
私も実家では中国製を使っていました。しかしある日爆発した。
爆発と言っても本体とコードの付け根が切れかけて火花が散った程度で、親指をちょっと火傷した程度でしたが。
なので今回は、長く使えるいい物を買おうということで、奮発して Valera SX 6500Y を買いましたよ。
Valera SX 6500Y RC Swiss Silent Ionic Rotocord の使い心地
さて、使い心地は?
中々いいです。
まず音が静か。
そりゃドライヤーなのでそれなりの音はしますが、今までブォーという感じだったのが、コーっていうか、こもった感じの音です。
また風量もあり、以前使っていたものより速乾性もあり。
イオン発生器ということもあり、今までのドライヤーより髪がしっとりします。
我儘を言えば、もっと静かでもっと速乾性があるなら嬉しい、というのが正直なところですが、静音と速乾性(風量)の2つとも突き詰めるには無理があり、どこかで妥協点を見つけるしかないですね。
というのは、もうワンランク風量がある(と思われる) Valera SX 9500Y もチェックしてみたのですが、ユーザー評価を見てみると、9500はあまり良くないんですね。
風量上がる分だけ当然のことながら音がうるさいようです(「Silentと言っているわりには静かでない」という評価があったので)。
たかがドライヤー、されどドライヤー、今まであまりいいドライヤーを使っていなかった私としては、最近ちょっと満足感に浸れるドライヤータイムを過ごしています。
これ何?丸くてお椀みたいでクシがついているドライヤーの付属品
ところで、ドライヤーの付属品で、丸くてお椀みたいでクシがついている物があるのですが、これ何だかご存知でしょうか。(下記画像参照)
私は初め何だか分からなくて、頭をマッサージしながら乾かすのか?とか、中々大きなものなので、風量を分散させる(広範囲を乾かす)のか?と思ったり。
でもこれ、実はパーマ(カール)の髪を美しくふんわりとセットするもので、日本では「ディフューザー」「パーマスタイラー」という名称で馴染みがあるようですね。
ドイツ語で探すなら「Diffusor Haar」とか、英語で「Diffuser Haar」で見つかります。
※注意点
始めからドライヤーとセットになっているならいいのですが、別で買う場合、ドライヤーの経口のサイズに合わなかったりするので、そのドライヤー用のものか、経口が合うかは確認した方がいいです。
私が持っているのは壊れた Remington のドライヤーに元々付いていたもので(それとも義妹が別で買ったのかな)、新しく買った Valera とは経口が違ったので使い回すことは出来ませんでした。
でもドライヤーとディフューザーを合わせて買う人が多いようで、日常的に使われているようです。
今や日本でも日常的に使う人が多いのでしょうか。