ドイツの暖房、HEIZUNG(ハイツング)。
こちら! ↓

これがドイツの温水ヒーター!
日本でも北海道など寒い地域ではこの系統の暖房が家に設置されていると思いますが、日本では殆どが石油タイプだと思われます。
ドイツでは温水ヒーター(お湯暖房)が一般的です(石油タイプも中にはあるようですが)。
中にお湯を循環させて部屋を暖めるのですが、そのお湯を沸かすのにはガスが使われています。
使い方ですが、まず、部屋のどこかに温度設定パネルがあると思うので、そこで希望の温度に設定します。
※アパートメントなどでは温度設定は管理人さんが管理するなどして、部屋には温度設定パネルが無い場合もあります。

温度設定パネル。
そして、これ↓。 各ハイツングの横にあるサーモスタットバルブ(Thermostatventil)。

サーモスタットバルブ(Thermostatventil)。5が最大。
握り部分にスリット状の穴が開いていて、室温検知のために部屋の空気が入るようになっています。
何を調節するかというと、温度設定パネルで設定した温度を「感知する度」と言いましょうか、要は、最大5だと、部屋の空気がスリット状の穴から最大限に入るので、もし設定温度より部屋の温度が低かったら「もっとお湯を流さなきゃ」と、すぐさま判断するわけです。
1は穴が絞られている状態なので部屋の空気があまり入らず、よって、設定した温度と部屋の温度の差が判断しにくい状態、とでも言いましょうか。
さらに最小は「*」のような雪の結晶マークになっていて、そこに合わせるとお湯を流すのをほぼストップします。
とは言っても部屋の温度を最低でも6度に保つので、屋外がたとえ氷の世界(by 井上陽水)でも、部屋の中が凍ることはありません。
バルブレベルの具体的な温度は以下のような感じです。
- レベル*: 約6度
- レベル1: 約12度
- レベル2: 約16度
- レベル3: 約20度
- レベル4: 約24度
- レベル5:約28度
さて気になるのが
「いつでもつけっ放しにしてるの?」
といった点です。
Deutschlandfunk Novaというサイトを参考にすると
「秋と冬は、たとえ一日中そこにいなくても、実際には暖房をつけたままにしておくべきです。ただし、全開ではありません。15~16 度程度で十分です。」
だそうです。
使わない時は切った方がいいのかとも思いましたが、冷え切った部屋を暖める方がエネルギーを消費する(光熱費が高くつく)んだそうな。
とは言え、このご時世つけっぱなしというのも気が引けるんですよね…。
あくまで我が家の場合ですが、メインで過ごしている部屋は日中は2.5~3、就寝時は2。
バスルームは日中2.2、朝起きてすぐは着替えなどで寒いので2.5~3、シャワーを使った後は「*」にして窓開け換気、就寝時は2。
あとの場所、例えば玄関、廊下、寝室などは殆ど「*」にしています。
ちなみに換気は、窓を斜め開けで長時間より、各部屋の窓やドアを一気に全開にして短時間がお勧めなようです。
壁が冷えるとそれを暖めるのにガーッとエネルギーを消費してしまうので、壁が冷えるまでやらずに、あくまで空気だけを一気に入れ替えるイメージです。
換気をする時はサーモスタットバルブは勿論「*」。
それから、長期で家を空ける時も「*」ですね。
あと、当然といえば当然の話ですが、以前は1フロアに1部屋のアパートメントで、今は1フロアに複数の部屋があるアパートメントなんですが、やはり、後者の方が暖かいです(これは日本でも同じでしょうね)。
上下左右のお部屋が暖房をつけてくれると、こっちの部屋まで勝手に暖かくなってくれるので、光熱費の削減になって嬉しいです。
昨今はエネルギーコスト高騰のため、できるだけ厚着で乗り切り節約に努めていますが、それでも日本の実家の方がよっぽど寒かったりします。
日本の実家は戸建てなので、お風呂とか本当に寒くて入りたくなくなるんですわ…。