子供の日本のパスポートをドイツで申請・取得する

ドイツで日本のパスポートを申請・取得

子供の日本のパスポートをドイツで申請・取得する

ハイ、娘が産まれました。
両親にも顔見せしたいので日本に帰省したいです。
何が必要って、パスポートですよパスポート。

しかも、我が家の場合(国際結婚の場合このパターンが殆どだと思いますが)、娘の出生届をドイツと日本と両国にしており(いわゆる二重国籍)なので、ドイツと日本と、2種のパスポートが必要になります。

ドイツのパスポートだけで日本へ入国し、日本滞在中に日本用のパスポートを取得する、という方法も出来ない事はないようですが、日本入国時に入国審査官に怒られる場合があるのと、ドイツのパスポートで日本入国し日本のパスポートで出国すると、子供が不法滞在者になってしまうなど、そっちの方が色々面倒らしく、なんだかんだでドイツの領事館でパスポートを申請・取得する方がスムーズなご様子。
よし、では重い腰を上げて取り掛かりましょうか。よっこらしょ。

出生届を日本にされていることが前提

まずは出生届けをドイツだけでなく日本にもされている事が大前提。
産まれてから3ヶ月以内に届け出る必要があるので忘れずに!
先方に出生届けが届いてから承認されるまでの時間、郵送の時間なども見積もって、なるべく早く、産まれたらすぐに着手するのがベターです。
私はドイツの領事館ではなく、直接日本の区役所に郵送で届け出をしました。
» 子供の日本への出生届けについてはコチラ

子供の日本の戸籍謄本を手に入れる

既に出生届を日本にしているので、日本に娘の戸籍が出来ています。
その戸籍謄本をドイツに取り寄せる必要があります。

これが一番の難点でした。何が面倒って、こればっかりは誰かに頼まないとならないのです。
両親もいい歳なので、あまり面倒な手続きをお願いするのは心苦しいんですよね。
行政書士に依頼することも考えたのですが、赤の他人に依頼する場合は委任状が必要となり、その委任状の用紙はどうすんのか、結局取り寄せなきゃならんのか、ということで、最終的には可愛い孫のためにと父にお願いしました。
(これ、両親も他界、兄弟もいない場合、ホントどうすんだろ。)

戸籍謄本取得は心配していたほとでもなく難なく完了。
ただ、私の父からしたら孫の戸籍謄本、しかも同じ住所なので何の問題もないと思っていましたら(いや、言うほどの問題でもないのですが)、本来ですと母親本人(私)が申請しに行くのが正式らしいです。
同じ住所とはいえ、結婚して家を出たのだから、私が筆頭者になっているんです。
同じ住所に父と私とで筆頭者が二人いる状態なんですね。へーぇ。
まぁ兎にも角にも、娘の日本の戸籍謄本は無事に書留郵便で送られてきました。

子供の顔写真を撮る

パスポート用の顔写真が必要です。
スタジオに撮りに行くのも有りですが、泣いてしまうこともあり得るワケで、結局家で撮りました。
知人が、白いシーツの上に寝かせて真上から撮影するといいよと教えてくれたのでその通り実行。
問題はその画像データをどうやってパスポートサイズにプリントアウトするのか、という点。
余白が何mm、顔の大きさが何mmなど、規定も厳しいです。
パスポート申請用写真の規格について はコチラ(外務省サイト)。

結局私はPhotoshopを使って編集・レイアウトし、プリントはMediamarktのフォトプリントサービスでオンライン注文、郵送してもらいました。
9x13cmサイズ9枚セットで1枚0.06€、適当に9枚依頼して送料は1.99€、合計たったの2.53€(スタジオだったら7€くらい、証明写真機ボックスでも5€くらい掛かります)。
photoshopを使わない編集方法はよく分かりませんが「証明写真を自分で」で検索すると色々見つかります。
フリーソフトもあるようですしWindows搭載の「ペイント」でも出来るようですね。

パスポートの申請・取得をしに日本国総領事館へ

材料が揃ったところで、いよいよ領事館へ、となるのですが、申請と取得、どうにか1度で済ませられないかと思って、ミュンヘン領事館とフランクフルト領事館双方へ問い合わせてみたところ、

ミュンヘン領事館からの返答
事前に旅券申請用紙を入手されたい場合は当館宛に住所、氏名、電話番号、申請者の名前、申請書の種類(20歳未満の場合は5年のみ)、
別名併記、非ヘボン式の有無(ある場合はどのような記載か)を明記の上、1ユーロ45セントの切手を同封しお送り下さい。返送用封筒は不要です。
在ミュンヘン日本国総領事館ではミュンヘンから凡そ2時間以上離れた地域にお住まいの方に対して郵送での申請を受け付けておりますが、その場合は申請時に受領日を確定しなければならず、子供さんの場合は体調が急変するなどの事態も考えられるので、どちらが良いとも言い切れません。

フランクフルト領事館からの返答
申請書を事前にお取寄せいただくことは可能です。その場合は、お子様(年齢をお書きください)のパスポート申請のために申請書をご請求いただく旨のメモをつけ、郵送料の切手€1,45分とともに当館領事部に事前にお送りいただきますよう、お願いいたします。
ただし、郵送での申請・交付は行っておりませんので、2度ご来館いただく必要がございます。
お子様が未就学児であれば、申請時にはお母様がお1人で申請にいらっしゃるので結構です。
受取時には申請者(この場合お子様)の出頭が必ず必要ですので、お子様にもご来館いただかないといけません。

まとめると、

  • 共通しているのは、いずれも申請書を郵送してもらう事は可能(領事館に申請用紙は用意されているので、申請しに行くのであれば、郵送してもらうなんて必要は無し。)
  • ミュンヘンは申請も郵送が可能(2時間以上離れていれば)。但し受領日を前もって申告しなければならない。
  • フランクフルトは郵送での申請はやっていないので、申請と受け取りと、2回行く必要がある。

ミュンヘンは一度でいいけど遠い。フランクフルトは近い(と言ってもICEで1時間-2時間)が2度行かなければならない…。
悩みましたが、距離的に近いフランクフルト領事館に2度行くことにしました。
また、 ヴュルツブルクはバイエルン州で、フランクフルトはヘッセン州、州が異なります。
同じ州の領事館で申請する必要があるのかとも問い合わせましたが、それは特に問題ないようでした。

さて、在フランクフルト日本国総領事館。
フランクフルトでも一際目立つMesseTurmタワーの34階にあります。

在フランクフルト日本国総領事館 MesseTurmタワー

在フランクフルト日本国総領事館が入っている MesseTurmタワー

申請時に持っていくものは

  • 戸籍謄本または戸籍抄本1通(6ヶ月以内に発行されたもの)
  • 旅券用写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)
  • 姓や名前に( )書きでミドルネームも入れたい場合は、名前が証明できる書類(娘の場合はドイツに提出した出生届けを見せました)
  • 入館するのに身分証明書が必要になるので、自分のパスポートも持って行きましょう

受け取り時に持っていくものは

  • 現金43€
  • 入館するのに身分証明書が必要になるので、自分のパスポート
  • そして一番重要な、子供本人

※これらの情報は2015年9月、在フランクフルト日本国総領事館のもの。
念のためご利用する領事館のHPなどで直接ご確認ください。